ペーパーフィルターには漂白タイプのものと未さらしタイプのものがあります。
漂白と言っても身体には影響がありませんのでご安心ください。
未さらしタイプのフィルターは木の香りがする環境に優しいフィルターですが、漂白タイプの方がコーヒーだけの味をクリアに出すにはいいと言われています。
実際に2枚のフィルターに湯通しをして味、香りがどう違うのかを確認していきます。
コーヒーを入れるのと同じ90度前後のお湯をフィルターに注ぎます。
いったんドリッパーをはずして味と香りを確認します。
漂白タイプのフィルターは殆ど香りはなくただのお湯のイメージです。
対して未さらしタイプのフィルターは木の香りがします。ほんのり紙の色が移っているような色をしています。
漂白タイプのものは紙の味は殆ど出ていません。
未さらしタイプは木の香りを残しつつ普通のお湯の味とは少し違います。
コーヒー単体でのクリアな味を楽しみたい場合は漂白タイプのフィルターがお勧めです。
コーヒーの好みはどちらが良いかというのではなくどちらが好きかで選ぶことが重要です。
それでは湯通しした方がいいのかしない方がいいのかのご質問にお答えします。
漂白タイプのフィルターは何も変わらない味でしたが、未さらしタイプのものは木の香りが少し残ります。
個人的な意見ですが漂白タイプのものに関してはどちらでもいいんじゃないですかと思います。
未さらしタイプのものは一度湯通しをしてある程度香りを落としてから淹れていただくのがお勧めです。